投資信託の取引報告書、ポートフォリオの見方

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NISAで積立投資をはじめて、取引報告書が毎日メールで送られてきたり、ポートフォリオを証券会社のホームページで見ることができますが、見方って分かりますか?

自分のお金で取引しているのだから、取引報告書やポートフォリオの中身を理解できるようにしましょう。

目次

取引報告書の見方

取引報告書を見てみた

SBI証券で毎日積立投資をはじめたら「汎用累投売買報告書」電子交付のお知らせというメールが毎日届いているかと思います。中身を見てみると以下のように購入した銘柄、数量、単価、購入金額を報告する書類になっています。

取引報告書の中の単価 基準価格って何?

取引報告書の中の単価はその日のチャートなどで見る基準価格になっています。ただ、この単価ってどの銘柄も一万円以上はするので、単価×数量をすると購入金額とぜんぜん合わないなあと思いませんでしたでしょうか?

この基準単価というのは一万口当たりの単価なんです。よって、一口あたりだと一万分の一をすればよいので、上の2024年3月18日のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の場合、一口当たりの単価は2.7422円になります。

そうすれば 886×2.7422=2,429.5892 で購入金額と合いますね。(小数点以下は切り捨てなんですね)

ちなみに「汎用累投売買報告書」電子交付のお知らせのメールは配信停止はできないようです。

ポートフォリオの見方

上の取引報告書のところに記載したように基準単価が一万口当たりの単価ということが分かれば、ポートフォリオも簡単に見れますね。

SBI証券だとホームページを見ると以下のような表示になっているかと思います。

数量:今まで積立で購入してきた数量の合計
取得単価:今まで積立で購入してきた基準単価(一万口当たりの単価)の平均
 ⇒ 数量×取得単価=今まで積立購入してきた合計金額

現在値=現在の基準単価が取得単価より高くなっていれば損益はプラスに、低くなっていればマイナスになりますね。

まとめ

今まで何気なく見ていた取引報告書やポートフォリオですが、基準単価が一万口当たりの単価ということが分かれば、簡単に見ることができるようになりましたね。

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この記事を書いた人

東急線沿線に住んで20年以上。
東急ロイヤルクラブの会員になり、プラチナステージを目指す。
インデックス投資家。

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