SBI証券のクレカ積立といえば、ポイント付与率5%の恩恵もあり、三井住友カードプラチナプリファードを使っていた人が多いのではないでしょうか。
ただ、プラチナプリファードの改悪で2024年11月以降、クレカ積立をどのクレジットカードに乗り換えるかで迷われている人は多いかと思います。
私も今までは三井住友カードプラチナプリファードを使っていましたが、2024年11月以降のクレカ積立では東急カードに乗り換える予定です。
特に、東急線利用者、東急線沿線にお住いの人には東急カードでのクレカ積立への乗り換えがおすすめなので、今回の記事では以下について解説していきます。
- 三井住友カードプラチナプリファードの改悪ポイントのおさらい
- プラチナプリファードからゴールドカード、一般カードへに乗り換えをおすすめしない理由
- 東急線利用者にはプラチナプリファードから東急カードへの乗り換えがおすすめの理由
プラチナプリファードから三井住友カード ゴールドや一般カードへの乗り換えをおすすめしない理由2選
まずプラチナプリファードからの乗り換え先の第一候補としては、同じ三井住友カードのゴールドカードや一般カードへの乗り換えがあります。
下の表は2024年11月買付以降の三井住友カードゴールドと一般カードでクレカ積立した場合のポイント獲得数の一覧になります。
カード種類 | 年間カード利用額 | ポイント付与率 | 毎月10万円積立の場合の年間獲得ポイント数 |
---|---|---|---|
三井住友カード ゴールド | 100万円以上 | 1% | 12,000ポイント |
10~100万円 | 0.75% | 9,000ポイント | |
10万円以下 | 0% | 0ポイント | |
三井住友カード 一般 | 10万円以上 | 0.5% | 6,000ポイント |
10万円以下 | 0% | 0ポイント |
私は以下の二つの理由から三井住友カードのゴールドカードや一般カードへの乗り換えはおすすめしません。
理由①:年間10万円以上お買い物でのカード利用が必要になる
今回の改定で三井住友カードプラチナプリファードの改悪と思われている方は三井住友カードを日常の買い物で利用する予定がない人ではないでしょうか。
私は、メインのクレジットカードはJALカードを使っていて、プラチナプリファードはクレカ積立での利用のみで、日常生活では一度も使ったことがありませんでした。
私もそうなのですが、このような人は、
- 10万円分と計算しながらお買い物で三井住友カードを利用するのが面倒くさい
- 中途半端にVポイントを貯めたくない
とお考えではないでしょうか。
それなら、普段利用できるクレジットカードでクレカ積立も利用したいですね。
理由②:プラチナプリファードに比べてクレカ積立のポイント付与率が大幅ダウン
理由①の年間10万円以上お買い物でのカード利用することは許容できたとしても、
今までのプラチナプリファードのポイント付与率5%のうまみを知ってしまっているので、ポイント付与率がゴールドカードで0.75%、一般カードで0.5%しかもらえないのに三井住友カードゴールドや一般カードに切り替えるのは悲しくなってしまいます。
それなら、できるだけポイント付与率が高いクレジットカードに切り替えたいですね。
東急線利用者はプラチナプリファードから東急カードへの乗り換えがおすすめな理由4選
そこで東急線利用者、東急線沿線にお住いの人限定になってしまいますが、私はSBI証券のクレカ積立には東急カードをおすすめします。
理由①:お買い物でのカード利用の条件がない
よって、東急カードはクレカ積立でしか利用しないという使い方も可能です。
理由②:クレカ積立のポイント付与率が簡単に2%、さらに最大3%とお得
東急カードでクレカ積立を行った場合の獲得ポイント数の計算は少し複雑で、積立額5万円までは以下の条件を達成するとポイント付与率がアップしていき、最大で3%までアップ可能です。
積立額5万円以上分については固定でポイント付与率は0.25%です。(ただし、上限1,500ポイント/月)
- カード種類 ゴールドカード:+1.0%ポイント 一般カード:+0.25%ポイント
- 年齢 29歳以下:+0.5%ポイント 39歳以下:+0.25%ポイント
- 東急ロイヤルクラブ プラチナ:+1.5%ポイント クリスタル:+0.5%ポイント ゴールド・シルバー:+0.25%ポイント
- 東急カード年間利用額 200万円以上:+0.25%ポイント
- 毎月のクレカ積立額 50,000円以上:+0.25%ポイント
- SBI証券投資信託保有残高 500万円以上:+0.25%ポイント
こちらの赤字の部分は比較的達成するのが簡単だと思います。
三井住友カード一般カードだとポイント付与率0.5%で年間3,000ポイント、ゴールドカードだとしてもポイント付与率0.75%で年間4,500ポイントしか獲得できません。さらに三井住友カードの場合は年間10万円以上をお買い物で利用する必要もあるので、東急カードがお得ですね。
理由③:東急線利用者はクレカ積立以外でも日常生活でポイントがたまる
クレカ積立以外にも東急線利用者、東急線沿線にお住いの人であれば、日常生活で東急カードの利用でポイントがザクザク獲得できます。
たとえば、
- 電車やバス、定期券購入でポイント付与率4%
- PASMOのオートチャージでもポイント付与率2%
- 東急ストアのお買い物でポイント付与率1.5%
- 東急百貨店や109、二子玉川ライズなどの東急グループのショッピングセンターでの利用でポイント付与率3%以上
- 楽天やアップルストアなどTOKYU POINTモール経由でのネットショッピングでポイント付与率1.5%以上
と日常生活でお得にポイントを獲得できます。
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東急カードがどれくらいオトクにポイントが貯まるか、や東急カードのメリット・デメリットなどの詳細は以下の記事で徹底解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。
理由④:東急ロイヤルクラブ入会で無料でお得なサービスが受けられる
東急ロイヤルクラブとは、東急カードを所持していて、東急グループのサービスをたくさん利用するとメンバーステージが上がっていき、最上位のプラチナステージになると以下のようなお得なサービスを入会金・年会費無料で受けることができます。
- 東急施設利用時の駐車場が全日2時間無料
- 東急ホテルズの宿泊・お食事が半額相当で利用可能
- 東急ストア・プレッセで毎回5%割引
- 毎年6万円分相当のポイントプレゼント
- 109シネマズ二子玉川のグランド・エグゼクティブシートにご招待
詳細は以下の記事で徹底解説しているので、ぜひご覧ください。
最上位のプラチナステージは30万円分以上の価値があり、このステータスを得たいというのが私が東急カードに切り替えた一番の理由です。
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三井住友カード プラチナプリファードの改悪ポイントのおさらい
三井住友カード プラチナプリファードの改悪ポイントのおさらい
2024年3月22日のSBI証券からの発表までは三井住友カードプラチナプリファードのクレカ積立でのポイント付与率は5%で、これはダントツで他証券会社に比べて優位でした。
私も2月から新NISAをきっかけにSBI証券で積立投資をはじめましたが、このポイント付与率5%の魅力があったので、真っ先に三井住友カードプラチナプリファードを作りました。
それがこの時の発表で2024年11月の買付以降、毎月の積立可能額は5万円から10万円に上がったものの、ポイント付与率はプラチナプリファードでの年間カード利用額(クレカ積立を除く)に応じて変わるようになってしまいました。
年間カード利用額 | ポイント付与率 | 毎月10万円積立の場合の年間獲得ポイント数 |
---|---|---|
500万円以上 | 3% | 36,000ポイント |
300~500万円 | 2% | 24,000ポイント |
300万円未満 | 1% | 12,000ポイント |
これが世に言う、「SBI証券 プラチナプリファードの改悪」です。
三井住友カード プラチナプリファードが改悪と言われる理由
2024年10月以前ではSBI証券のクレカ積立にはとくに年間カード利用額等の条件は付いていませんでした。
よって、私もそうだったのですが、三井住友カードプラチナプリファードはSBI証券のクレカ積立のみで使用し、日常のお買い物は他のクレジットカードを利用して、好きなポイントを貯めている方が多かったのではないでしょうか。
今回の改定でここにメスが入れられてしまったのです。
プラチナプリファードもクレジットカードなので、本来の買い物で利用するというところに重きを置かれて、クレカ積立でのポイント付与率が年間のお買い物利用額に応じて変わり、利用額が多い人ほど優遇されるというところが私のようにこれまで日常の買い物にプラチナプリファードを使ってこなかった人には改悪ポイントになってしまいました。
三井住友カード プラチナプリファードの改悪後も継続利用がおすすめの人
三井住友カードプラチナプリファードの改悪後も、プラチナプリファードを継続利用してクレカ積立するのがおすすめな人もいます。
それはプラチナプリファードでの年間カード利用額(クレカ積立額は除く)が300万円以上の人です。
詳しくは以下の記事で比較や詳細解説を行っていますが、年間カード利用額が300万円以上であればクレカ積立でのポイント付与率2%になりますし、日常のコンビニやファストフード、ファミレスでのお買い物でも6%以上の驚異的なポイント付与率があるので、プラチナプリファードでポイントがザクザク貯まります。
三井住友カード、東急カードのどちらも合わなかった人へ
ここまで三井住友カードのプラチナプリファード、ゴールドカード、一般カードと東急カードのどこへ乗り換えるかの解説を行ってきましたが、もしかして、どれにも当てはまらない人がいたかもしれません。
その場合はSBI証券があなたに合っていない可能性もあります。特にNISAでクレカ積立をはじめられた方にはこちらの記事であなたに合った証券会社を選びなおすのが良いかもしれません。NISA口座は一年に一度までは移管が可能です。